ブログなんて、元々は日々のニュースとか雑感含めて個人が記録として残すのに使われていたわけで、おそらくユルく使うのが正しいのかもしれない。かもしれないけれど。
まずGoogle(グーグル)さんのアルゴリズムがコンテンツの質と量を重視しだした結果、その質と量をあげるには毎日更新が最強ということになりました。
毎日更新というのはキツいものです。仕事というやらなきゃいけない状況ですらアレなんですから、ましてやプライベートのなんか常に「もうやーめた」との葛藤ですね。
たぶんね、そのツラさ解消のためにSNSなどというものが広まって、そこではそれこそゆる〜く「いま飲んでるぜ、イェイ!」とか「おいしいご飯やさん見つけちゃいました、うふ」なんてのを気が向いた時にアップしてりゃいいのです。
対してブログには、「更新し続けるのはツラいんだから、なんとかして商売に繋げてやるぜ」なんていう色気がくっついてくるのは当然の流れでしょう。
で、アメブロ。
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商用利用禁止
2012年に商用利用禁止になって、情報商材の業者やアフィリエイターは、真っ当(?)なところも駆逐され、実店舗でも料金を掲示しているページすら消されたと。
ソースも出さないで申し訳ないけど、規約読むかぎりどのようにも解釈できるので、勝手に消されるのも不思議ではないものに思えます。
商用利用に限らず、実名や肩書を公開して顧客との関係性構築という意味において商売に使うんであっても、やはり独自ドメインは使った方がいいし(Googleって、同しドメインのサイトは最大2件までしか検索結果に表示されない)、サービス(アメブロそのもの)がなくなればせっかく書き続けてきたものも無くなります。アメブロからのデータ引越しは大変。
サービスが無くなるということ
「無くなったらまた一からやればいい」なんてカッコいいこと、私なら言えませんね。「せっかくここまでやったのに」って未練がましく根に持ちますね。
サービス無くなるってイメージできないかもしれないけど、以前Google Reader(グーグルリーダー)や無料で30GBも使えたNaver(ネイバー)社のNドライブが実際に無くなり、その時はショックで一週間何も考えられませんでした。
自分で書いたものが自分のものにならないという不条理
あとみんなその内容をよく把握せず叫んでいる著作権。その権利もブログ運営会社が持ってますからね。書いたのはこっちなのにね。書籍化するとか映画化するとか舞台になるとか、ドラマ化に際して自分の役を玉森裕太がやるのか福士蒼汰なのか、なんて議論したところで、その著作の権利はブログの運営会社のものですからね。
つまり趣味ではない商売のブログをアメブロでやるのはちょっとアレですよ、という話です。特にWebのコンサルタントとかいう人でアメブロ使ってたりすると「うわぁマジですか……。」って感じ。
なんで、結局Movable TypeやWordPressを自分で借りたサーバに入れて作るのが現時点では一番です。やったことない人には一見難しいと思われるかもしれないけど、やってみれば何てことないですよ。たぶん。声かけてくれたらお手伝いしますぜ。
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海外ではお茶やコーヒーをストレートでは飲まないと聞いて、ほうじ茶にハチミツ入れて飲んだら美味すぎて笑った。笑いは大切。


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