「ブログは続けなきゃ意味がない、続けてこその資産だ。宝だ。カネの種だ。」
と、これに異論のある人はそういるもんじゃないと思います。
でも、大半の人が続けることができません。どうしたら続けられるもんでしょうか。
そのための手段はいろいろあるかと思いますけど、それも人によって向かない向くがあるかと思いますけど、そのうちのひとつの手段として〈記事の型を使う〉という研究をしましたので、ここに記しておきます。
あなたに向かなかったらごめんなさい。
それと、ここでいうブログとは、専門家のノウハウが書かれたいわゆるビジネスブログのことです。念のため。
この記事の目次 - Contents -
ネット中いたるところにブログの廃墟が…
ニフティ、個人などのホームページ14万件が1カ月後に自動消滅、サービス終了の「@homepage」、8割以上が放置されたまま -INTERNET Watch
誰かがどこかに書いてましたけど、ブログを新しく開設した人の3/4が半年以内にやめてしまうそうです。
実際、無料なのをいいことに、FC2、アメブロ、ライブドア、Seesaaなど、何年も前で更新の止まった廃墟と化した状態で放置されています。時々検索で引っかかってきます。
3/4といえば、75%です。例えば一万人いたら、7,500人の人たちが根性なしということです。
いやしかし。根性などという不確かなもののせいにしても何も解決しないですよね。
解決したいので、じゃあまず原因を考えましょう。
- ネタが見つからない
- 時間がない
と、考えるまでもなく代表的なのはこれらですよね。
しかしもうひとつあります、第3の理由。それは
内容をまとめられない
です。
書き出しと結論が結びつかなかったりなんてのは、ホントに日常。
途中で「何言ってるんだ?」と悩むこと多々。
たぶん日本の学校では、好き勝手に作文を書かされるけど、どういう構成でどうまとめるかなんてまったく習わなかったと思います。覚えがないですもん。
ブログ記事を構成するためのレシピノート
教わらなかったのならば自分で学ぶしかない。
そこで自習した結果が以下です。これに当てはめて書くと大まかな流れははずさないと思われます。
1.オープニング ─ 問題を提示する
【例】「どうやったらブログが続くのか」とクライアントさんから質問されたんですが。
2.問題を説明 ─ 具体例などで読み手に実感を与える
【例】続かない原因は、わかりやすく文章がまとめられないってのも一因としてあるよね。
3.解決方法 ─ 精神論や一般論ではなく、読み手が行動に移せるものを
【例】わかりやすい段落の構成ってあるんですよ。こうこうこんな感じで。どう?知ってた?
4.結論/まとめ ─ 提案など最後にひと押し
【例】これ使ってみたらいいよ。「タメになった」で終わらせたら何も変わらないよ、実際にやってみないと。
やってみようぜ
『空手入門』的な本を読んだだけでは空手はできるようにはならないのです。本だけで超強いとかそんな人いたら面白いけど。
とにかく、まずはこれを型にして文章修行しなさい。
たぶんその修行の向こうに何かがある。
なお下書きにはアウトライナー使うと便利ですよ。
アウトライナーWorkFlowyを使い、法則にはめて資料やチラシを作れば超ラク。


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