包帯してる人がかっこよく見えたように、鉛筆よりシャープペンシルがかっこよく見えたように、パソコンのタイピングが早い人がかっこよく見えたことがありました。
アルファベットの真ん中の列、[F]を左手人差し指。[J]を右手人差し指と固定しておく。
そんな指の置き方を教わり無駄に長文をタイプして練習したものです。
ワードプロセッサ専用機でタイプを覚えた人は、かな入力(いわゆる親指シフト)らしいですが、これはローマ字入力よりさらに早いそうですね。
しかしそんな技術がすっかり無駄になるくらいに、もっと便利で早いやり方が発明されました。
音声入力です。
もったいぶって言ってるけど、ものすごく今さらな事象なのは承知しております。
iOSの音声入力は、8から精度がとんでもないことになってたようです。
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端末の値段は、音声入力の機能込みだ
何しろ機械に向かってブツブツつぶやくその行為が、なんとなく気恥ずかしいせいで今まで手を出してきませんでした。
が、やってみるとその便利さに手放せなくなります。
ベッドの中で布団をかぶりながら、まじめな文章も書けるのです。
なお、どうしても「こっ恥ずかしい」場合は、形だけでもマイクのようなモノを持つと、ブツブツの罪悪感から解放されるかもしれません。
スマートフォンはもちろん、パソコンでも今はみんなこの機能がついています。
iOS、Android、Windows、MacOS、みんなついています。
端末だってこの機能込みの値段なんですから、使わないと損ですよ。
そのうち会社なんかでも、ワンフロアで従業員がみんな「ブルブツ独り言のようにつぶやいているということが、真剣に仕事をしている証である」という、そんな景色が当たり前になるでしょう。
音声入力で得られる効果
音声入力がかっこよく見えればもっとみんなすぐにやるんだろうけどな。カッコ悪いからな。
イケメン俳優たちが、音声入力してるシーンがある映画なんかやればいいんですけどね。
そんな弱点もあるから、近い将来、脳から何かを読み取って、“考えてることがそのまま”タイピングできる日が来るかもしれませんね。
後は肩こりが軽減されたり滑舌が良くなったり関係ない場所でひとりごとが多くなったりなどの効果もありそうです。
今日のエントリーは15分で終わりました
ということで、今日のエントリーは句読点を後から加えた以外は、すべて音声入力で仕上げました。
「ワロタ」という単語もきっちり一発で変換してくれました。
15分程度で終わりましたよ。


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