決してアレクサンダー・グラハム・ベルさんを叩く話ではありません。
金と時間と健康な身体さえあれば地球上のどこへでも行けてしまうというこの時代に、いまだに電話とメールどっち派?という問いかけがなくならない。
そもそも電話ってもう要らなくないですか?どうですか?
あの意味不明な7万円の加入権のことも忘れてあげませんか?
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電話派の主張の腹立たしい点
数年前ちょっと関わった人で、電話に必ず出る人がいました。
場所はどこでも関係ない。場所だけでなく状況も関係ない。
その人中心の打合せで何人か集まってる場所でも、そこにいる人を待たせてまで電話に出てた。なんだろあれ。
電話派のいうことはいつも決まっている。
「電話の方が楽」「電話の方が用件だけで済むし早い」だ。
これは何が問題かというとですね、すべて主語が自分だからなんです。
自分がラク、自分の用が早く済む。それだけなんです。
要するに、こっちの都合なんかかまっちゃいないのです。
つまり『電話派イコール自分勝手』と言い換えてもまったく問題ないでしょう。
電話ほど失礼なものがあるか
まず、一番に相手の都合を考えてみてください。私の都合を考えてください。
相手が今、何かに集中してるという場面をちょっとでいいので想像してください。
いやそもそも生きている人間であれば、そうそう何もしてないなんて状況はないはずです。
何も考えていない状況なんてないはずです。
左手にレンゲ、右手に箸と両手が同時に忙しい状態でラーメンと向き合ってるかもしれません。
もしくは単に幸せな妄想に包まれているかもしれません。
それとも別件のクレーム対応でいっぱいいっぱいかもしれません。
そこに電話派な連中は「電話の方が楽だから」という理由でもって土足で突入してきます。
受ける方はすべて中断して対応することになります。
それはいわゆる<割り込み>とよばれる行為です。
電話が最適で最速の時代もありました。
でも今はこんな不便なもの使わなくても、他にいくらでも通信手段はあるじゃないですか。
しかも文字だと記録として残せるし、受け手の都合で閲覧と発信ができるし、複数での共有もできる。
なのに電話使う人ってのは、まあほとんどの場合、機器に弱いだけですからね。
着信音を無音にしました
最近メールアドレスも伝えてある複数の機関、お役所の類いだが何度も電話がかかってきていて、それがいずれも出られる状況ではないし、折返しにも電話代というムダな金がかかるし、なんだか腹がたったので、もう電話はやめた。
音を完全に無音にしました。
当たり前の習慣として身についているだけの義務は足かせとなるから、取り外さなければならない。一方、最高の生産性を発揮するために役立つことがあれば、それが何であれ、どんどんやるべきだ。あなたの本当の義務はただ1つ。最も生産的に仕事をすることなのだ。


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