スモールビジネス専用Webプロデューサー toshi

ネットが苦手な個人事業主向けのWebプロデュースとワードプレスのサイト制作

引用と転載の違いと、引用文を載せる際に必ず守るべき書き方。〈盗用にならないために〉

      2017/12/18

引用と転載

長年、いや長くなくてもブログ書いたことある人は、少なからず文中に引用の必要性が生じたことはあるんじゃないですか。

「この間読んだクレイトン・クリステンセンの新刊で、ここが勉強になりました」とか、「池田ナントカさんのブログエントリー内で彼はこんなこと言ってたけど自分はこう思う」とか、そんなときに。

 

しかしですよ。引用や転載にもルールがあり、それを守って効果的に使わなきゃならないんですよ。

なのにそんなWeb上でのルールを知らない人も結構数いて、「これ引用じゃなくて盗用になっちゃうよ」という書き方をしているのを時々発見します。いや頻繁に発見します。

特に無料ブログを利用していて、あまりエディタの機能を理解しないで書いてる人たちに多い。

 

まあともかく、ルールと言っても特別どこかに書類を提出したりハンコついたりHTML覚えたりとか、そんな面倒な手順を踏むわけではないです。

なので知って理解して、きちんと対処しておきましょう。でないと、そんなつもりがなくても盗人になります。

 

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WELQ(ウェルク)の騒ぎ

米タイム誌で先日、『ウソのニュースは、なぜこんなに効果的なのか』という記事が掲載されていました。

 

Why Fake News Is So Incredibly Effective
The truth can be very hard to discern

英文ですが、記事中に確証バイアスのことについて触れられていますね。

確証バイアス - Wikipedia

人がなぜデマ記事に釣られるかは、この〈確証バイアス〉を知ってると、とりあえず理解できます。

 

で、その直後に日本でタイムリーにもDeNA社によるWELQ(ウェルク)の騒ぎが起こりました。

 

※米タイム誌とは

2001年にパーソン・オブ・ザ・イヤー(その年に最も活躍したり、話題になったりした人を表紙にする)の投票で、クワマンのおともだちであり当時日本中で時の人だったマーシー〈英語名:Masashi Tashiro〉を1位にすべく、突撃した2ちゃんねらたちに投票ページを載せているサーバをダウンさせられた、あのニュース雑誌のタイムです。

タイム誌

2001年の実際の表紙

 

【参考】田代祭 - Wikipedia 

 

※WELQ(ウェルク)の騒ぎとは

日本プロ野球のセントラル・リーグに球団を持ち、東京証券取引所略して東証の第一部に上場しているDeNA社の運営する、WELQ(ウェルク)という医療健康情報サイトが、ちょっと医療関係の専門家から見てあまりにもな内容だということで、各所からやり玉に挙げられた騒動です。

ちなみにDeNA社は2012年にグリーやサイバーエージェントなどとともにコンプガチャ問題も起こしてます。

 

で、結果。とうとうDeNAはサイトの記事をすべて一旦非表示にし、記者会見で代表が謝罪するはめにまでなりました。

WELQ [ウェルク] | ココロとカラダの教科書

 

人の健康に関わる情報サイトで、内容を精査せずネット上のあちこちから情報を集め、つまりパクってきて微妙に文章を改変し、適当に掲載し、Googleの仕組みを悪用してアクセスを大量に稼ぐ。

そしてその作業はクラウドソーシングで集め超絶安いギャラで依頼。

 

そんな広告収入のみを目的(つまりメディアとして情報提供することが目的ではなく)としていたやり方への非難で炎上したわけです。

 

『引用』と『転載』の違い

いろんな専門家が方方にて詳しく語っているので、この騒動の賛否などの意見や内容そのものについては、ここでは語りません。

語れるほど詳しくないし。

 

しかし、『引用』。

これについては個人でブログ発信していても注意しなければならないことのひとつなので、言わせていただきます。

 

とにかくWeb上でこの引用についてのルールを知らない人が割にいるようなので。

 

〈転載〉

転載は、引用元に許可をとって引用元を添え掲載すること。

 

〈引用〉

引用は、無断だけど “引用タグを使い引用だということを示し” て引用元を添え掲載すること。

 

引用タグが存在する理由

引用の場合、その文章を機械である検索エンジンは、誰が初出か、つまりオリジナルなのかを理解できません。

下手すると引用先をオリジナルだと認識する可能性もあります。

 

これは人間社会のモラルにおいていただけない。いやモラルってだけじゃなく法的にだっていただけない。

というわけで、「ここは引用文です」というのを明確に示すために blockquote というタグで囲うのが必須となるのです。必ず守りましょう。

 

引用タグを入れるやり方

HTML知らなくても、たいがいのブログの投稿画面についているエディタには、ボタン一つで引用を示せる機能がついています。

WordPressのエディタの場合は[“]というボタンになってます。

blockquote

blockquoteにするボタン

 

他の無料ブログでも同じようなマークじゃないでしょうか。たぶん。

これ押せば自動的に blockquote という引用タグで囲ってくれるのです。

忘れないよう必ず守りましょう。

 

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高橋 としあき
札幌市のWeb調査官。リアルとネットを融合したサイト運営で営業をラクにします。Guitar弾きで、愛器はGibson ES-330。

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