イベントのお知らせをブログに書く。
非常に賢いやり方と言えるんじゃないでしょうか。私はイベントとかやらないからあれですけど。
しかし、これには気を付けるべき前提があります。
紙には無い、当たり前の利点
まず、なぜ賢いと言えるかというと、ブログの記事というのは紙のチラシと違って印刷代がかからないからです。
印刷しなくていいということは、インクも不要になります。
何となく環境にもいい気がします。
さらに、印刷しなくていいということは後からの修正も変幻自在です。
紙をクリックしても拡散することはできなませんが、記事のソーシャルボタンを使えば世に広めることができます。
ボタン一つでコピー機に10円を投入することなくコピーできてしまう感覚です。原稿を忘れることもありません。
さらには、ゴミ箱に入れることができないし燃やすこともできないので、半永久的に記録・実績として残せます。
検索にも効果的で、ブログ全体のコンテンツ強化にもなる。
こうなるといいことしかないし「どんどん行け」と突進してしまうのも無理はないかもしれませんが、ちょっといったん落ち着きましょう。
宣伝=発信側の言いたいこと
普段は全然記事を書かないのに、こういった宣伝だけはしっかり投稿する。
こういう人は自分の話ばかりする人という印象を受けます。
いや印象だけでなく実際そうなのでしょう。
子どもが幼稚園であったことを「ねー聞いて聞いて」とママに報告するのは微笑ましいです。
でも大きな身体でそれやられるとその人がイヤになりかねないし、つい悪口を周囲にリツイートしてしまう可能性も生まれます。
日常、受け手が知りたい情報を地道に発信しておくからこそ、その隙間に放つお知らせが有効になるというものですよね。


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