ブログの記事ってのは、システム的にはまっしろな紙に自由に書くようなものですよね。だからみんな好き勝手に自分のいいように書いていますよね。
やたら改行があったり、あるいはぎゅーぎゅーに文字を詰めたり、人によってバラバラです。
しかしインターネットにおけるブログの10年以上の歴史を経て、そして昨今のいろんな方のブログをみていくなかで、人気のあるブロガーの書き方にはほぼ共通する型があるように思います。
検索エンジン、閲覧者、双方に優しい型です。以下にその研究の結果をお知らせします。
この記事の目次 - Contents -
1.タイトル
まずはタイトル。Google検索したときの検索結果を見ればわかるかと思いますが、ずらりと出てきた一覧にはキーワードがタイトルに含まれているかと思います。見事に。
つまり検索に引っ掛けるには、タイトルにキーワードが含まれていることが必須となります。ワードプレスでいうと、[見出し1]がタイトルに使われます。検索エンジンはここをまず拾うんです。
なので、検索されているキーワードを狙ってタイトルを付けるのです。Googleのキーワードプランナーで調べてみればどんな検索ワードが使われているかわかります。
なお使われているワードの検索数が多いからといって、その言葉を狙ってもその分競合が多い可能性があります。競合が多いと自分のページが上位表示されにくくなります。そこそこ数があるけれどニッチなワードで母数よりも上位表示を狙うのがいいです。
2.アイキャッチ画像
まず画像で何に関する記事なのかをなんとなく示します。
フリー画像を探すのもいいですし、自分の顔を出してもいいです。なるべく景色なんかよりも人の顔を出すと注目度はあがるんだそうです。
3.問題の提示
ブログ、さらにいえばWebサイトなんてものは、訪問者が悩んでいるであろう、また疑問に思っていることをそれぞれの専門家目線で答えていただくのが、たぶん検索エンジンとしては本望なのではないでしょうか。
形としてはQ&Aサイトみたいのが理想すぎるほど理想ですね。巷にある巨大なQ&Aサイトはゴミもいっぱい混ざっているので、それぞれの分野の専門をひとつのサイトで見られると、世のため人のためと言えるでしょう。
私のようなネット系のネタは、ネットにいっぱいありすぎてアレなんですけど、もっとこう、生活に密着したような専門家がもっと増えてくれると嬉しいですね。
たとえば、酒のうんちくを語るバーだとか、洗いにくいものを洗う方法を教えてくれるクリーニング店だとか、はげをカッコよく見せるやり方を教えてくれる美容師さんだとか。
いや既にあるんでしょうけど、もっとこう、探しに探しまくって…という感じじゃなくて目につくところに身近に欲しい。リアル店舗のみなさんは絶対チャンスだと思う。
4.問題の解決策に関する意見
自分が経験して学んだことでもいいし、勉強したことをまとめてくれてもいいです。要は読む人が「なるほど」と思えればいいんです。知なんて共有の財産でございますゆえ、学習の結果を自分の言葉で語ってくれればいいわけです。
5.行動を促す
「なるほど勉強になったな」とか「あとで読もう」なんて思わせたら、ほぼそこで終了してしまいますよね。
やはりどんだけ行動にもっていかせることができたか、って何より重要ですよね。まあ人を動かすことに関しては本一冊書けるくらいな大変な技術ではあるんですけどね。
最後に
以上の内容をアウトラインとして、思いついたことをひたすら箇条書きにします。見出しごとに思いついた内容をひたすらタイプします。整形は出しきったその後だ。
パソコンの良さは、手書きに比べ編集がとてつもなくやりやすいことです。コピー、カットそしてペーストを縦横無尽に使いこなそう。


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