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理屈は感情に対して勝ち目がない
元ネタはわかりませんが、神田昌典さんが著書で「人は感情で購入を決定して後から理性で納得させる」というようなことを書かれています。人間という生き物は[感情>理性]だということです。
もちろん神田さんはマーケッターですので『顧客にサービスを販売する』ことを指し示しているのですが、これ自分にも使えることに気づきました。
これやると自分にもモノが売れるのです。ってことではもちろんなくて、重い腰をあげるのに使える、ってことです。
『やらなきゃならないこと』はやらなかったときのデメリットが強く印象付けられてるので動きますが、『やったほうがいいこと』は痛みも効果もぼんやりしてるのでなかなか動けない。
そんなとき、「何でやるのか」と「最終的な目的」をちゃんと自分の脳内で言語化すると、自身の感情が動いて勝手に身体が動き出します。ホントに勝手に動き出すのですよ。
理由と目的を自分に教える
コピー機の実験の話あるじゃないですか。
ただ「先にコピーとらせて」というよりも「12時までに資料作らなきゃならなくて急いでるから先にコピーとらせて」というように理由をつけた方が譲ってくれる率が格段にあがるというもの。
その“理由”はどんな理不尽でもいいそうです。感情を動かすだけでいいということですね。
これも人を動かす術としていろんなところで紹介されていますけど、なんと自分にも使えるんですよね。
みんな自分で自分のことは動かせて当然って思ってますけどね。でも経験で困難さは知ってるはず。
余談ですけど、この実験で譲ってくれたのが100%でないことにも驚きますね。それでも頑固に譲らない人がいたってことですよね。
まあ余談ですけど。
脳の不思議
朝、布団の中でだらだらしたり、何となくそこにお菓子があるからつまんでしまう、なんてしがちな人は、自分の感情を意図的に動かしてみると面白いことが起きるでしょう。
どうぞお試しください。
にしても、脳の構造って一体どうなってるんでしょうか。


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