生涯のなかで知り合う人、まずは小中の義務教育だけでたぶん1,000人は越えますよね。
その後、進学や職場やご近所や取引先や友人の仲介や課外活動などと増えていって万単位にもなりますよね。
そのくらいになると、イケナイものを売り買いする人、知り合いにいませんでしょうか。私はいました。
そりゃもう完全に堅気の私と交流している時点ではおかしいわけはなく、その後どこかで薬物と出会ってしまい、時間をかけて侵されていったのでしょう。その後どうなったのかは聞いていません。
例えば、有名な人が捕まるとコメンテーターはものすごく偉そうに甘えだとかなんとかいいますが、自分も同じ状況になっていればどうなっていたかわからん、とは考えもつかないのでしょうかね。
日本は法治国家なわけで、違法行為は法が裁いてくれる。
ただ、それとは別にメディアで騒ぐのも啓蒙的な意味で必要ではあるかもしれません。
しかしね、発言者の発言がそんな感じであまりに薄すぎてしらけるのです。
もしかしたら売る方も、そうしないと生きられなかった事情があったかもしれない。
虐待うけたりいじめられたりでまともに教育も受けられず、まともに働けず、で違法なクスリを売らなければ生きていけなかったのかもしれない。
だとしたら、やっぱりそういうのを生み出す社会が、そういう人たちを生み出す仕組みを直せない社会が一番悪だと思いたい。
個々を攻めたって人間の意志の力なんざ限界がありますってば。
でも、『全員善人。』て世界はどんな感じなのだろう。それはそれで怖いのかもしれないけど。


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