何日か前、LINEが出前取次ぎの事業に参入すると発表してましたね。
あの、全国13,000店以上のデリバリーの店を擁する出前館と、業務提携されたそうで。
LINE、「出前館」運営の夢の街創造委員会の株式を取得~O2O領域・デリバリー領域へ本格参入:MarkeZine(マーケジン)
そういえば出前って、昔は普通にそば屋やラーメンとかカツ丼とかもあったけど、気付いたら最近はその立場をピザに席巻されていました。
まぁ、あのラップについた汁とか、ちょっと汚らしかったしね。
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これまでの電話に替わり、これからはメッセンジャーをインフラにすべき
で。
LINEアプリのユーザーは日本国内で人口の約半数の6,200万人おり、決済サービス、求人情報、飛行機の搭乗システムとの連携など、どんどん多様なサービスを提供する戦略を進めています。
というわけで、もう、これが通信インフラのメインでいいんじゃないかと思ってきてるんですけど。
なんですけど、商店や役所などは未だに固定電話がメイン。
我々は、かけるたびに通話料を払わされてます。
なんなんでしょうか、あれ。
電話対応なんて業務的に非効率だから人件費も減らないし。
いやわかってますよ。昔ながらの電話回線しか使えない人がまだまだいっぱい生き残っている、ってことくらい。
〈電話〉を切り捨てる人たちは徐々に増えている
ただもう、電話などという強制的にこちらの時間に土足で上がり込むような、前時代的な道具を積極的に拒否してる人も、どんどん出てきています。
最初から名刺に番号載せてないとか、公表してないとか、「電話で依頼してきた人からは仕事受けない」と宣言してる人とか。
社会学者の古市さんとかブロガーのイケハヤ師とか、他にもいろんな方々がそれぞれのメディアなどに書いてました。
私自身も、電話連絡が主の人はすっかり敬遠するようになりました。
やはり産業や経済の発展のためにも、新しい道具は積極的に使うべきだと思うからです。
なお、敬遠は英語で "Intentional Walk" と言います。直訳すると故意四球。
和製英語であるフォアボールは英語で "Walk"、これに「意図的な」という意味の "Intentional" を付けたものです。
これは日本の野球の正式な用語としても登録されてるみたいなんですけど、実況的に敬遠の方がわかりやすいってことなんでしょうかね。
四球だと至急なのか支給なのか子宮なのか死球なのか地球なのか判別が音だけでは紛らわしいですしね。
ものすごく話がそれました。
「ついていけない」は終わりの始まり
とにかく、年齢なんかに関係なくデジタル機器に苦手意識が生まれたときが老化の始まりです。
20代でも、ゲームや動物の顔になるアプリとかしか使ってなかったり「SIMカードに画像を保存する」とか仰天な発言したりする人は脳が老人ですし。
そして、新しいものについていけない人が増えれば増えるほど、ますますこの国は貧困に向かっていくと思います。
他の先進国は、より便利で早い道具を駆使して新しい富を享受していますので。
懐古趣味ってのは、お金がかかるんですよ。


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