例のカーネギーの名著の話ではございません。
イギリスの有名なことわざ
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることは出来ない」"You may lead a horse to the water, but you can't make him drink."
これ、まんまの意味だと「教えるだけは教えるけどあとは勝手にせい」というふうにとれる。でもね、日本で言えば明治とか大正とかの大昔ならいざ知らず、隅々まで教育が行き届き、書物が捨てるほど巷に溢れ、検索の窓が万人に開放されている今、知識を教えるだけにどれだけの意味があるのだろう。
うん、実際には能動的に情報を取得できない=勉強のしかたがわからない、という人もいーっぱいいるのも知っています。
でも、コーチとか先生とかコンサルタントとか上司とかマネージャーとか、やっぱり人を動かして動かせてこそ成り立つ…ってとこないですか。いやありますよね絶対。
「お願いすれば動く」「理由を付ければ動く」「リスクを話して脅かせば動く」等々いろいろあるらしいですが、どれも絶対的な正解はないと感じてます。日々テスト中です。
セミナーなんかを受講しても、実際に行動する人は10人に1人。継続する人はさらに100人に1人なんて言われてます。その9人を行動させ、99人を継続させてこそキングだと思います。いやキングというよりエースだと思います。どっちでもいいけど。
やるやらないを生徒やクライアントにゆだねちゃダメですよ、やっぱり。ダメ。


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