いや発見したといっても、私が第一発見者なワケではありません。すでに誰かが書いてます。
というわけで、様々なブロガーさんたち、みなさん口揃えて言ってますよね。「自分の書きたいことじゃなく、他人が読みたいものを書け」と。
そんなこと言われたって、他人の気持ちがよくわからないからこの世はコミュニケーションに悩める人々に満ちているわけでして。
ただし他人が読みたいものがわからないながらも、相手を慮って書けるやり方があるんです。
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学校で習ったものは自分に向けた文章ばかり
国語の授業で書く《作文》って、基本読む人は先生に限られてましたよね。先生相手に書いてましたよね。
たとえば《卒業文集》のテーマは大抵『6年間の思い出』であり、大半は修学旅行とか運動会とか遠足とかのイベントが楽しかった、という内容で完全に溢れかえっていましたよね。
また《日記》の場合は、カギのかかった引き出しにしまうもの、つまり基本誰にも見せないものですよね。
つまり。我々は『国語』という教科を学んでいた段階において、ほとんど自分に向けた文章しか書いてこなかったのです。
そりゃ「自己満足ではなく他人の役に立つものを書くこと」と言われても、さて文を書こうと思って構えたところで止まってしまうのが普通なわけです。しょうがないです。教育が悪いんです。
たった1人の知り合いの顔を思い出しながら、その人に向けて綴れ
でも、それでも私たち、実は他人に向けた文を書いてきてないことはないです。
それは。そう、手紙です。メールでありメッセンジャーです。
手紙というのはいうまでもなく、他人に対して何かを伝えるために書くもの。
自己満足ではない、メッセージとしての記事を書くのが必要だと感じているのであれば、ブログを
手紙を書くときのように、実際に〈頭のなかに特定の相手を置いて〉書くのがいいのです。
絵日記のように今日あったことを書くのではなく、頭の中で考えてることを書け
なおその際は、「今日あったこと」みたいに行動ではなく『頭ん中』のことを書きましょう。
ほら、Facebookの投稿みたいな、子どもがお母さんに言う「今日ね、誰と何をしたんだよ」なんて話ではなく、あるネタに対して「自分はこう考える」という意見をバシッと。


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