”Make sure your worst enemy doesn’t live between your two ears.”
— Laird Hamilton最悪の敵が両耳の間(脳のことね)にいないことを確かめろ
─ レイアード・ハミルトン(プロサーファー)
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『決断』なんて大げさなものも、たぶん小さな経験の積み重ね
たとえば中華料理だったらね、まあ迷うのも無理ないとしましょう。決められないのもしょうがない、許しましょう。
あれは大人数で大皿をワイワイつつくものですから、自分の好みと相手の希望との、その葛藤がある。
ピータンを見た目だけで「生理的にムリ」とか大変な失礼をほざく輩や、高いだけで美味いかと言われれば唸ってしまうナマコやフカヒレなど、なんだかいろいろと困難な壁がいくつもあるのは私も承知している。
まあ何頼むのか決断に迷うのも仕方ありません。
しかしだ。たかだかお茶くらいで迷う人がいる。カフェラテとカプチーノとかそんな近似値ではなく、キャラメル フラペチーノとエスプレッソとかまったく違うもので迷う人がいる。
あるいはランチ程度で迷う人もいる。
よく「最後の晩餐には…」というネタがありますが、それがたとえばクメール・ルージュ支配下時代のカンボジアのような状況ってんならホントの最後というか最期なんでメニューに迷うのもわかりますけど、今の日本ではみんな明日も明後日も生きる予定で生きてます。
今日逃したら二度と食えないなんて状況は、現代ではほとんどないんです。つまり、今日選択を間違えたら明日やり直せばいいんです。
まあまあそんな大げさな話ではなくても、こんなことに迷うなんていうエネルギーを使うのはムダの極地です。
小さな『迷わない』を続けると、大きな決断も可能に
日々の小さな選択を『迷わず決める』というのは、決断力を鍛えるトレーニングにもなります。
「あれもいいな、これもいいな、どうしよう」とか「あ、同じものください」とかいう人たちは、無能といってしまって差し支えないでしょう。
小さなことをバカにすんなってことですね。
決断できないことで失うもの
とはいえ、日に何度もある飲食に関する決断などは、金額的には失敗しても数百円の損失。
対して事業の損失は小さくても万単位。そら怖いですわね。広告出して反応ゼロとか、普通にありますものね。
だからといって決断というものをできないことで、それ以上のお金とそして大切な時間や機会をもどんどん失っていくワケでね。
な感じなんで、『投資』というリスクを負わずにリターンなんか得られないということは自分も薄らぼんやりわかっている。
だから手っ取り早く『何かを得た感』を味わえる、勉強ってもんに逃げ込むわけですよね。
なぜに勉強にはお金を使えるのか
大人の勉強は、お医者さんとか一級建築士とか薬膳コーディネーターとかの難しい資格を除き、ほとんどがリアルな数値で結果が見せられるものではないので、気分的にラクなんですよね。リアルな数値というのは売上とか契約率とかそういうやつね。
勉強して知識を得ただけでなんだか得した気分になっちゃったぐらいにして。
そして、まあ、1人でやってる以上はラクな方に流れるのなんて当然のことですよね。それに逆らうのは、乗ったことないけどカヌーに例えると急流を上流に向かって漕ぐようなもんですからね。
簡単に決断をくだせるようになるための選択肢、3つ
以上をまとめると、一歩進めるための決断をするには
- 誰かの助けに頼って決断の勇気を借りる
- なにもしなかった際のツラい結果を受け入れる
- あらたに履歴書と職務経歴書を書いて職探し
たぶんこの三択しかないかなと。ね。
さてどれにしよう。どれにしたい?


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