まさかAmazon Echoを知らないなんてことはありませんよね。
読み方はもちろんエチョーではなくエコー。
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Amazon Echoとは
2年前から米国のAmazon.comで販売されている、音声認識の人口知能スピーカーです。
直径約8センチ×高さ23.5センチで、部屋の中に置いて使います。
簡単に言うと、今までスマートフォンに向けてちょっと照れながらやっていた「hey Siri」や「オッケーGoogle」が初めて家電とつながった感じ、とでもいいましょうか。
IoTの幕開けとでもいいましょうか。
Amazon Echoはこんなことができる
「照明暗くして」
「Netflix でOrange is the new blackの第三話再生して」
「ごま油と犬の散歩用のうんち袋注文して」
「明日の天気は?」
「大統領選の途中経過は?」
なんて言う指令や疑問に答えてくれます。
将来的には、朝起きて「三鮮粥とトマト&卵の中華炒め作って」と言うとテーブルに出てくるなんてのが最高ですね。
これからの時代、確実に滑舌の良し悪しが重要になってきそうです。
米国から世界へ広がるAmazon EchoとGoogle Home
で、このAmazon Echo、先日イギリスでもブリティッシュイングリッシュ対応のものが発売されました。
今月末にはドイツで発売されます。つまりドイツ語対応です。
ちなみにUS版の価格は$179.99。
なお、レートの計算はGoogleの検索窓で[円 179.99ドル]と検索すれば簡単にリアルタイムのレートで変換されて出てきます。
このエントリー執筆時のレートでは1万8,628円です。
さらに対抗馬としてGoogle Homeが129ドルで来月から販売が開始されます。欧米の話ですけど。
また進歩を阻害する日本語の壁
なんだか日本語という言語がものすごいネックすぎて笑えなくなってきました。
例えば今、翻訳ソフトが役に立たない言語は日本語だけと言う噂も。
まあ日本語の話は余談ですが、地球単位でみたらこのようにじわじわと人工知能が生活の中に入ってきています。
ジェフ・ベゾスさんの名言「10年経っても変わらないもののほうが重要」
普通に考えると10年後の世界はどうなってるのかなーなんて思いますよね。
しかし、そのAmazon.comのCEO、ジェフ・ベゾスさんは言っています。
「10年経っても変わらないもののほうが重要」と。
「10年後、顧客が『もっと値段を高く』とか『配送スピードを遅くして』『品揃えは少なく』なんて言うわけがない。
だからこそAmazonにとって〈価格、スピード、品揃え〉は10年後も重要。」
こういうテクノロジーの先頭集団にいる人に言われると説得力を持てますね。
〈7つの習慣〉の基幹にある、“テクニックより人格”というのはこういうことなんでしょうかね。


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